こんにちは。税理士の比留間です。
本日は、クラウド会計のメリットその3です。
私の事務所の多くのお客様はMFクラウド会計を利用されており、操作方法や、仕訳の入力について相談を頂くことが多いです。その際、クラウド会計がお客様にも会計事務所にもメリットとなることがあります。
それは「会計ソフトの画面を共有できる」ことです。クラウド会計の場合、会計データがインターネット上にあるため、お客様が入力している内容を会計事務所でもタイムリーに確認することができます。そのため例えば、お客様が仕訳の登録をする際によく分からなかった仕訳があれば、タグの<要確認>を付けておいて頂きます。そして、そのままご連絡を頂ければ、同じ会計ソフトの画面を見ながら仕訳入力のサポートができます。
これをインストール型の会計ソフトで行おうとすると、
1.お客様 :仕訳入力
2.お客様 :仕訳データのエクスポート
3.お客様 :データをメール送信
4.会計事務所:データをインポート
5.会計事務所:お客様へ質問内容ヒアリング
6.会計事務所:仕訳修正(+お客様へ連絡)
7.会計事務所:仕訳データをエクスポート
8.会計事務所:データをメール送信
9.お客様 :データをインポート
という作業が必要で、エクスポートやインポート、メール送受信の間に人為的なミスが起きるかもしれませんし、こんなに工程があると気軽に質問もしづらいですよね。まとめて質問をすると負担軽減にはなりますが、会計事務所から回答がきたときには、質問内容を忘れてしまっていたり…。いつまでも不明点が解消できないため月次決算が遅れてしまう原因になります。
お客様と会計事務所が同じ画面、同じデータをタイムリーに共有できることはクラウド会計の大きなメリットです。
クラウド会計ソフトのメリットなどについてはこちらの記事も参考にしてください。
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