5月上旬の定例会見にて小池知事が明らかにしていた東京都感染拡大防止協力金の2回目(追加支給)について昨夜概要が発表されました。

申請方法・書類、支給額は1回目と同様です。(1回目申請済みの方は必要書類が簡素化されます)

受付期間は、令和2年6月17日~7月17日。
1回目と同様に専門家確認経由での申請が要請されています。当事務所の顧問先様は無償で対応させて頂きますのでお気軽にご相談ください。

今日の時点での注意点は下記2点ですね。

  • 実施概要の最後に下記の記載がございますので、現時点では100%の決定ではないこと。

※この協力金は、令和2年第二回定例会補正予算が東京都議会で可決された場合に実施するものとします。

(私見)
ここまで発表されていて消滅はないと思いますが、6月中旬までに現時点で予測不可能なレベルの感染拡大や別の自然災害等が起きた場合にはそちらへの対応が優先となり変更される可能性は残るという解釈です。

  • 協力金の対象者について休業等の終わりの日付が記載されていないため、昨日発表の資料を読む限りでは6月以降も対象とする可能性を残していること。

令和2年5月7日からの緊急事態措置期間中に休業等の要請に全面的にご協力いただいた中小企業、個人事業主及びNPO法人等が対象となります。

(私見)
おそらくここ数日で感染がまた急拡大した場合に“6月以降も休業等を要請できるように”ということで記載がないのかもしれませんね。ただ、5月5日の小池都知事の会見では5/7~5/31の期間と説明していましたし、1回目も3週間程度の長さであったことを考えると5/31までの休業等でOKになるとは思います。

詳しくは下記をご確認ください。

■ 東京都 報道発表資料
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/05/19/16.html

■ 「東京都感染拡大防止協力金(第2回)」実施概要
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/05/19/documents/16_00.pdf

■ 東京都感染拡大防止協力金(第2回)について(よくあるお問い合わせ)https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/05/19/documents/16_01.pdf