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先週は、暖かったですね。木曜日には冬用のコートで税務相談へ足を運びましたが、行きの電車からコートを脱ぎ終日持ち歩いていました…。桜の開花も宣言されたということで昭和記念公園や国立の大学通りの桜も来週から再来週にかけて楽しみですね。今週は、春の長雨ということで天気が少しぐずつくようですが、体調を崩さないように頑張りましょう。

本日はMFクラウド会計のメリット その4です。

目次

初期費用が安い(月額料金で導入できる)

インストール型の会計ソフトは家電量販店でソフトを購入し使用することになりますが、一番有名な弥生シリーズでは個人用で約1万円、法人用では3.5万円~7万円の導入費用がかかります。

個人用 やよいの青色申告(Amazon)
法人用 弥生会計スタンダード(Amazon)
法人用 弥生会計プロフェッショナル(Amazon)

使ってみて自分には合わない、使いづらい…となると痛い出費ですよね。その点クラウド会計ソフトは月額料金制のため会計ソフト導入や変更時の費用はかかりません。

MFクラウドを例にすると、お試し利用又は仕訳数が少なければ個人事業主は月間仕訳数15件まで、法人は月50件まで無料です。本格的に利用する場合も最低限のプランならこちらの料金で1か月から利用できます。
個人用 月額  800円(税抜)
法人用 月額 1,980円(税抜)

上のインストール型ソフトの導入に比べると気楽に使い始めることができますね。

個人用 MFクラウド確定申告(料金表)
法人用 MFクラウド会計(料金表)

ちなみにもう一つの大手クラウド会計ソフト
freeeの料金は、最低限のプランの場合
個人用 月額  980円(税抜)
法人用 月額 1,980円(税抜)
となっており、こちらもお財布に優しいですね。

長く使えばインストール型の方がお買得になるのでは?という考え方もありますが、上の弥生シリーズも税法の大きな改正があると買い替える必要があります。(「あんしん保守サポート」という年会費制の会員サービスに加入し、ソフトのバージョンアップを行う方法もあります。)

一度購入して追加料金なしに何年も使えるといいのですがそうもいかないのが現実です。

直近では来年の秋にある消費税増税が実施されると税率が8%⇒10%に変わるだけでなく、軽減税率も導入されることから旧バージョンは使えなくなる可能性が高いです。

常に最新のソフトが利用できる

上記のとおりインストール型のソフトは、大きな法改正の際にバージョンアップが必要だったり、ソフト自体の細かな更新に合わせて手動アップデートが必要です。

一方でクラウド会計ソフトは、クラウド上(=インターネット上)に常に最新の状態に更新されたソフトがあるため、買い替えやアップデートの手間がいりません。そのためアップデートを忘れて法律の改正に対応していない内容で記帳を進めてしまったり、買い替え・インストール時の操作ミスを防ぐことができます。

税理士であれば税金の法律改正のニュースには敏感ですからソフトが対応していなければすぐに気が付くことができますが、一般の方や経理部の方が細かい法律改正を気にしながら会計ソフトを利用することは難しいですし、大きな手間でしょう。その点でもクラウド会計ソフトは安心ですね。

どこからでもアクセスできる

インターネット上にソフトもデータもあるため、インターネットが繋がれば、自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンからも会計データにアクセスし閲覧や入力作業ができます。

お客様訪問や出張などにより一日中外出でも移動中などに会計データにアクセスできますし、最近注目の働き方改革として経理のテレワーク(在宅ワーク)の導入もできます。

Macでも可能

ほとんどのインストール型の会計ソフトはWindowsでしか使えませんが、クラウド会計ソフトはMacでもWindowsと変わりなく利用できます。最近はフリーランスの方を中心にデザイン系やIT系以外の業種でもMacを使われている方が多いですよね。今までは、会計ソフトの都合で会計事務所に毎月高い料金を支払い丸投げしていた経理業務をご自身で行い、必要なことだけ税理士に依頼するというスタンスも選択もできますね。

データの消失リスクが低い

インストール型のソフトのバックアップデータは基本的にパソコンに保存されるためパソコンの故障や、火災・天災によりデータが消失してしまうリスクがあります。クラウド会計ではデータは、ソフトメーカーのサーバーに何重にもバックアップデータが保管され自身(自社)でのデータの保管よりも消失リスクは低いものとされています。

私の事務所にとってもお客様の会計データはとても大切なデータですからインストール型のソフトのデータの場合複数のバックアップを取っています。クラウドサービスの提供メーカーは、万が一にもユーザーのデータが消滅したなどという事態になれば事業継続が困難になりますから、大災害にも耐えられるよう国外や国内の複数地点にサーバーを設置して、複数のバックアップを保管していると聞きます。個人や中小企業が、複数地点にデータ保管用のサーバーを設置することは難しいでしょうから、クラウド会計を利用することで災害時のデータ消失リスクが低くなることは安心ですね。

まとめ

その1~その4まで私が感じているクラウド会計のメリットを書きました。今までのインストール型の会計ソフトは人を選び場所を選び時間を選んでいました。しかし、クラウド会計ソフトは誰にでも、どこでも、いつでも使えるようになってきた。と言えます。

クラウド会計ソフトのメリットなどについてはこちらの記事も参考にしてください。

クラウド会計のメリット 1

クラウド会計のメリット 2

クラウド会計のメリット 3

クラウド会計のデメリット