こんにちは。今日はクリスマスですね。我が家にも今朝サンタさんがやってきて娘の嬉しい顔が見れました。そして、私にも家族からのクリスマスプレゼントでストライプ柄のネクタイをもらいました。早速新しいネクタイをしめて出社しております。

今日はクリスマスですので、25日ですね。今年最後のお給料日の方も多いかと思います。お給料明細と一緒に源泉徴収票はもらいましたか?

源泉徴収票には今年一年間のお給料額が書いてありますので、これを見れば「ふるさと納税」も検討できます。まだふるさと納税をやってみたことのない方は、ぜひお急ぎで確認してみてください。タイムリミットはあと一週間(12/31まで)です。

目次

ふるさと納税とは?

最近はテレビCMでもよく見るので「ふるさと納税」という言葉はもう多くの方がご存知かと思いますが、ふるさと納税は市町村などへの寄付金のことです。(所得税や住民税を計算する際に、その寄付額から2,000円を引いた金額を差し引いて税金支払額を計算することができます)

ふるさと納税のデメリットは?

  • 年末までに市町村へ寄付をするため出費が先になります。
  • 翌年3月15日までに確定申告をする必要があります。(ワンストップ制度を利用できる場合を除く)

ふるさと納税のメリットは?

  • 「寄付額-2,000円」の金額が翌年に支払う所得税と住民税から控除できるから税金が少なくなる。
    ※年収により上限あり。
    ※ワンストップ特例制度では住民税から控除。
  • 自治体から返礼品がもらえる
  • 応援したい自治体を選んで寄付できる。

ふるさと納税の限度額は?

ふるさと納税の「限度額」とよく聞きますが、実際自治体に寄付できる金額に限度額があるわけではありません。多く寄付したければいくらでも寄付はできます。

ここでよく言われる「限度額」は、ふるさと納税での自己負担額を2,000円にしたい場合の限度額です。

自己負担を2,000円で済ませるには、年収(正確には「所得」)に応じて寄付金の限度額を計算する必要があります。皆さん、自己負担2,000円で返礼品をもらえると嬉しいですもんね。この限度額ですが収入の種類や金額、扶養の人数や保険料・医療費等の支払額により変わりますので細かく計算するには試算してみないと分かりません。

サラリーマンの方(給与所得のみの方)は、大まかには次のような金額になりますのでご自身の年収や、世帯状況に近い欄の金額を参考にしてください。

年収 独身or共働き
(夫も妻も年収103万超)
夫婦のみ
(夫or妻が年収103万以下)
夫婦(夫or妻が年収103万以下)
と子供(高校生)
400万円   43,000円   33,000円   25,000円
600万円   77,000円   68,000円   60,000円
800万円 131,000円 120,000円 111,000円
1,000万円 177,000円 165,000円 156,000円
1,500万円 384,000円 368,000円 356,000円

なお、表は目安ですので自己負担額が2,000円で済む細かな限度額はご自身で計算して頂くか、顧問税理士がいる場合には試算を相談してみましょう。控除上限額をお手軽にシミュレーションできる便利なホームページもありますので活用してみるのもいいですね。

楽天ふるさと納税「2018年 控除金額シミュレーター

※2018.9.22更新:上記リンクを2018年版に変更致しました。

ふるさと納税の手順

  1. 自己負担が2,000円になる限度額を調べる。
  2. さとふる」等ふるさと納税のホームページから返礼品や応援したい地域等を確認し寄付先の自治体を決める。
  3. ふるさと納税ホームページから寄付を申込み、支払う。
    ※クレジットカードの場合、申込と同時に寄付が完了します。
    ※振込の場合、振込日に寄付完了のため年末は注意が必要です。
  4. 寄付した自治体から「寄付金受領証明書」が届く。
    ※返礼品の到着時期は、自治体や内容により異なります。
  5. 翌年の確定申告書で寄付金控除の申告を行う。
    ※ワンストップ特例を利用できる場合、確定申告は不要です。

ふるさと納税の注意点

年収がない(少ない)と全然お得にはならない

一年間のあいだに収入がない(又は少ない)専業主婦(専業主夫)の方や、学生の方だともともとの支払う税金が0円になることが多いです。ふるさと納税は寄付額に応じて税金を少なくできる制度ですので、もともと0円の税金額をふるさと納税によりさらに少なくすることはできませんので、ただ寄付金を支払ってお礼の品をもらっただけになってしまいます。(税金が少なくなるメリットを受けられません)

ふるさと納税のお得効果は6ヵ月以上経ってから

寄付をした翌年の所得税と住民税から控除されますが、実際に控除されるのは所得税については僅かな金額で住民税から大部分が控除されることになります。そのため、翌年の6月以降のお給料から住民税の天引き額が少なくなったり、自分で納付する金額が少なくなりますので、ふるさと納税をしたから税金が少なくなったなーと実感できるのは、6ヵ月以上経ってからになります。

まとめ

今年もあと1週間ですので先週末ふるさと納税をやってみた方もいらっしゃるかと思います。

まだの方は急いでやってみましょう。クレジットカードで支払えば申込と同時に寄付完了ですので、ぎりぎり間に合います。来年早々に届く「寄付金受領証明書」は必ずとっておいて確定申告してくださいね。

なお、年収1,000万円以上の方は人気のダイソン製品ももらえるかもしれません。
(佐賀県みやき町の返礼品)
・ドライヤー(寄付額:15万円)
・ハンディ―クリーナー(寄付額:20万円)
・ファンヒーター(寄付額:25万円)
・掃除機(寄付額:35万円)

※ 上記は2017年12月時点での返礼品の内容です。

私も昨年からやっていますが、家族でスカイツリーに食事に行けたりマンゴーももらえました。面白いものでは枝豆の収穫体験などもありました。

いろいろな返礼品があって選ぶのも楽しいですよ。